「去年の夏、彼女との関係が終わってしまいました。僕たちの関係は、一緒にいる時は本当に幸せだったと思います。
彼女とはよく旅行へ行ったり、二人で写真を撮ったりして、その一つ一つが今でも大切な思い出です。
しかし、自分自身の仕事が忙しくなるにつれて、彼女よりも仕事を優先するようになり、彼女を大切にしてあげられなかった自分自身がいたと思います。彼女もまた、僕に対して不満を持っていたようで、最終的には彼女から「距離を置きたい」と言われてしまいました。
別れてからの生活は、想像以上に辛く、彼女のいない日々に苦しみました。別れた原因は僕にあると分かっているので、彼女に謝りたいし、もう一度やり直したいと強く思っています。しかし、どう接触していいか分からず、友人に相談したところ、復縁工作が得意だと言われる御社の存在を教えてもらいました。彼女との関係を復縁するために、どうすればいいのか？私には何ができるのか？ご相談させていただきたくご連絡させていただきました」
依頼者：27歳、男性
対象者：25歳、女性
契約期間：3か月
契約料金：100万円
依頼者はとても誠実で好感の持てる男性でした。さらに彼女への深い愛情を感じ取ることができました。
現在、依頼者は反省をしており、過去の過ちを認め自己を改善しようとする姿勢は、復縁工作を行う上で重要な鍵となります。
だからといって、反省したフリをして依頼者本人が、直接対象者と接触して復縁を求めても逆効果になる可能性が高いため、時間はかかりますが依頼者自身の成長を彼女に間接的に示す方法を提案しました。
具体的には、依頼者が過去に疎かにしてしまった彼女の価値観や趣味に対して深い理解を示し、それをSNSや共通の友人からアピールするプランを考案しました。
悲しいことにお付き合いをされていた当時、依頼者は対象者の趣味よりも自身の仕事や趣味を優先していたそうです。そのため、対象者が何に興味を持っているのかすら分からないとのこと、
今回は彼女の行動と内面を探り、彼女の趣味や興味を把握し、SNSに掲載するなどして、自分が変わったことを間接的に示すことを行いっていきます。
並行して彼女の現在の心境や生活状況も詳しく把握するため調査をするとともに、共通の友人を通じて情報収集を行うことも提案しました。
彼女が現在どのようなことに興味を持っているのか、どのような生活を送っているのかを理解することで、依頼者が彼女の心に再び寄り添う方法を見つけ出すことができるでしょう。
まずは対象者の趣味と生活パターンの詳細な情報収集の後、工作員が対象者に接触し人間関係を構築するまでおよそ2カ月
とても明るく社交的な女性とのことで、工作員も頻繁に会うことができ、会話の流れで、今現在は気になる男性はいるものの直近の別れからしばらく一人での自由を満喫したいという事を聞き出すことに成功。
さらに数回の接触を繰り返し以前の恋愛の話になると、対象者は実は引っ込み思案で自分の希望や主張が言えない女性だという事が分かりました。
復縁工作員と対象者の工作の過程で依頼者との当時の関係も聞けました、顔はタイプだったし、一緒にいるときの居心地などはとても良かったとのこと。
ただ、いつのころからか仕事仕事となってしまい、私に対して興味がなくなってしまったようだった。
それに私がいない方が仕事に集中できるとも思うので、邪魔になって別れを言われるよりも先にお別れを伝えようと思ったので別れを切り出しましたとのことでした。
「自分の気持ちを素直に話すことが苦手だけど、自分がつらくて別れを選んでしまったんですよ！」
とのことだったので、その時の別れの決意は相当なものだったのでしょう。
その旨を依頼者にお伝えるし、電話ごしではありましたがしきりに後悔の言葉を繰り返しておりました。
現状、このような状態で復縁することは可能ですか？と心配をされておりましたが、嫌いになって別れたわけではなく依頼者の仕事の邪魔になってはいけないと考えたうえでの別れだったとも聞いていたので依頼者の努力で復縁できますとお伝えしました。
この段階に至り、情報収集は終了して復縁工作における最終工程に進んでいくことになります。
対象者と友人になっている工作員より対象者の興味は現在、動物、とくに猫を飼いたいという願望があるとのこと
これは過去、依頼者にも話していたようで、その時は「猫を飼うのは大変だよー」という一言で話が終わってしまっていた様子
今回はこの猫を飼いたいという対象者の気持ちを復縁工作に利用しようと考えました。
さらに詳しく猫に関する情報を収集し、依頼者にもSNSや共通の友人経由で、【最近寂しいから猫を飼うんだ】という情報を拡散させて自然に対象者にも届くように工作を行い、後日、自然な形で依頼者と対象者をペットショップで遭遇させることに、驚いた様子の対象者ではあったものの、久しぶりの再会に悪い印象はなく、むしろ同じ種類の猫が飼いたいもの同士で話も弾み、そのまま近くでご飯を食べることに、とてもスムーズな流れだったので、お互いの印象は悪くはなかったのでしょう。
その翌日の依頼者からは非常に良い時間が持てましたと連絡を受けました。
それと同時に「これまでありがとうございました。」という事も言われました。
その日、お互いの近況を話し、昔話をした際に、別れてしまった後の後悔、至らなかった当時の自分、やっぱり対象者が大切だという気持ちを伝えてしまったとのこと、本来はもう少し時間をおいて切り出す予定でしたが、むしろ今回はこのタイミングが良かったのでしょう。
対象者も、別れを切り出した後に後悔していた様子で、何度もやり直したいという気持ちを伝えようとしたけど怖くて連絡ができなかったという話を聞いて、依頼者は恥ずかしげもなく、その場で抱きしめてしまったそうです。
その後も、これまでの空白を埋めるかのように話し、これからのこと、特に猫を飼う上でペット可の物件を探して一緒に住もうという話まで進んだというのは驚きでした。
突然の復縁工作の早期解決に驚きましたが、成功で終了した報告の際は依頼者の声も明るく幸せな未来を予感させてくれます。
今回も「ありがとうございました。今後は大切にしていきます！」と言われ、
「もう復縁工作で電話してくるなよ！お幸せに」と依頼者と対象者の未来に心の中でエールを送りました。
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