遠い日の記憶と思い出

出会い工作成功事例

20年前くらいに住んでいたところで出会った男の子のことが大好きでした。
幼いころは毎日一緒に遊んでいて将来はお嫁さんにしてくれると言ってくれていました。
私が小学校を卒業すると同時に父親の転勤があり、遠く離れてしまいそれっきりになってしまいました。
子供の頃のお話なので私も年齢を重ねるごとにその話は忘れていき、高校、大学でも彼氏がいて人並みの恋愛をしてきました。
つい先日私が今の家の荷物の整理をしていると、その当時の写真が出て来て懐かしいなと思い荷物を片付けていると1枚の色紙が出てきました。
そこには彼が「遠くに行っても約束は有効ね!」と書いてあったのを見て泣いてしまいました。
とは言え、もう20年以上前の話なのでさすがに覚えていないとは思いますが、久しぶりに会いたいという気持ちがこみあげて来て会いに行きました。
でも、向かっている最中に、突然行ったら迷惑かなとか、結婚していたりしたら、恋人と一緒にいたらどうしようとか考えていたら、なんとなく今は会ってはいけない気になってしまい、家の近くまで行ってそのまま帰ってきてしまいました。
表札は変わっていなかったので本人もしくは家族の方は誰かしらいると思います。
正直、楽しかった思い出はあるものの顔なども覚えておらず、20年経っているのでお互い見ても分からないとは思います。
会いたい気持ちはあるけど怖い、どうしたらよいのか分からなくなってしまったのでご相談させていただきました。
変なお話ですいません。

依頼者:29歳 女性  
対象者:29歳 男性

依頼者からのお話を受けて、当初そのまま会ってくればよかったのではないですか?
と伝えましたが、その後の会話から、依頼者は過去の良い思い出のままであれば会いたい、でもそうでなかったら会いたくはないという心理だということが分かりました。
この段階での依頼者の理想は対象者が好みのルックスで、彼女や配偶者がいない状態で当時の気持ちのままでいてくれているという形です。
しかし、20年経過しているので依頼者の希望とのギャップは出ているはずという観点からまずは調査をして、その結果を受けて進めましょうというお話になりました。
今回は以下のような段階別契約という形となります。

STEP1 対象者の周辺調査
STEP2 対象者への接触
STEP3 工作員から得た情報によりシナリオを構築
STEP4 依頼者が望む形への工作

①の調査によって依頼者がGOサインを出したら②を行う。
②によって得られた情報によって工作に入るかどうか決めるという形になりました。

上記の形で了承をいただき、正式な契約となりました。

早速、調査員が対象者の調査を開始。
依頼者からの予備情報にあった住所から調査を始めるものの対象者と思われるような人物の出入りはなし。
50代から60代くらいの男女と20代の女性が1人確認ができる。
依頼者によるとその女性は妹だろうということ。
数日間調査をするが対象者を確認することができず。
依頼者に今後の方針を確認したところ、対象者を探してほしいとのことなので特殊な調査により対象者するところから始める。
2週間ほどで対象者の所在が確認できたので、調査員が向かい対象者の現在を撮影し依頼者に送る。
また、職場と現在の住居なども知らせて、現在同居の人間はいないだろうことを伝えました。
その日のうちに「先に進めてください」との連絡がある。

これまでの対象者の調査で接触ポイントを出勤前のコーヒーショップと退勤後の居酒屋に設定することに。
工作員はごく自然に対象者と接触を果たす、今回工作員は話が合わせやすい同年代の男性を使いました。
複数回接触をするうちに仕事の話から、趣味、これからやろうとしていることの話をして信頼関係を築き、話の流れで異性関係について聞くと、今現在お付き合いしている女性がいるとのこと
付き合って半年程度で結婚はまだ考えていないらしく、仕事が休みの日に会ってデートしている様子。
この段階で依頼者に報告を入れると、

「二人を別れさせようとは思っていません。」
「でも、対象者には会いたい」
「いきなり会いに行ったらおかしいと思うので、自然な出会いを演出してほしいんですけど」

という話になり
運命的かつ劇的な出会いを演出することにすることに

工作員の接触と違い、初回の接触である程度長い会話が必要になるため、イベントやパーティー、セミナーなど一定時間拘束されるシーンが必要になるが、そういったシーンが訪れないため強引にシチュエーションを用意することに
接触している工作員主催で飲み会を開催することにする。
この頃には対象者と工作員は意気投合しており、それぞれ知り合い誘って合コンをしようという流れになり、お互いに4人づつ友人を呼んで合計10人での合コンを開催する。
ここに依頼者にも参加してもらいこの場で接触をすることに、ただこの日は依頼者の希望で工作員の1人の友人として参加し、連絡先の交換のみにとどめる。
依頼者は対象者のことは調査員からの写真で知っているが、対象者は依頼者のことは思い出せずそのまま飲み会は終了となる。
依頼者は対象者と会話はしたものの、昔のことや地元のことなどには触れずに今の仕事や趣味の話だけをした様子。
依頼者はそれでも満足したようで、「今日は本当にありがとうございました。このきっかけを与えてくれて助かりました。後は自分なりに頑張ってみます。」
とのこと、弊社の目標の運命的かつ劇的な出会いは中途半端に終了してしまいましたが、依頼者の目的である自然な接点を作るは成功したため本件はここで終了になりました。

後日、依頼者は自分自身で運命的、かつ劇的な再会を作り上げたらしいです。
あの飲み会のあと、連絡を取り何回か一緒に食事をすることに、話の中で地元や小さかった時の話になり

「えっ、地元は〇〇県〇〇市?え、俺もだよ、どこの町?」という会話から対象者は幼馴染に辿り着き、驚きの表情に
依頼者も頑張って驚愕の表情にここまで【運命的な出会い】があるんだねと笑顔で再会を祝したとのことでした。
現在も対象者には恋人がいますが、友人として近くにいれるのが嬉しいと幼馴染と良い関係を築いているみたいです。
ご飯や買い物も一緒に行くようですが、それを恋人に言っていないのは脈ありなのかもですと言っておりました。

今回の件は弊社にとっては中途半端になってしまいまいたが、依頼者が満足しているようで嬉しいことです。
運命は決まっているのではなく作り上げるものなんだということが分かる案件でした。

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この記事を書いた人

復縁屋や別れさせ屋の業界トップクラスを誇る㈱g-style千葉支店のスタッフになります。
依頼者様ファースト!精神で毎日奮闘しております。どんなご相談でもお気軽にご相談ください。

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