私の母は１０年前に父を亡くし、それからは女手一つで私を育ててくれました。
そんな母には２年ほど前から彼氏がいるのですが、２か月前くらいにその彼氏が他の女性とホテルに入っていくのを目撃してしまいました。
私は浮気するような男が母と一緒にいるのは許せず、何度か母にその事実を伝えたのですが、信じてもらえず、むしろ母との関係性が悪くなっている状態です。
それからも何度か彼氏が他の女性といるのを目撃しましたがその女性は毎回とまでは言いませんがたまに変わっていて、もしかしたら複数人と浮気をしているかもしれません。
私が目撃した時に写真でも撮っておけばよかったのですが、そこまで頭も回らずにいました。
しかし未だに私はその彼氏が母と一緒にいるのは許せないため、母が彼氏と別れられるように依頼しました。
今回は対象である母親の彼氏が浮気していることは確定的でその証拠を押さえ対象者に見せれば、自然と別れに持っていけると思い、依頼を承らせていただきました。
①対象と第二対象を別れさせたい
②第二対象が浮気をしているのはほぼ確定
③浮気相手は複数人いる可能性がある
依頼者様から頂いた情報により第二対象は複数の女性と関係を持っている可能性があり、活動範囲もそこまで広くはないため、まずは第二対象の行動パターン、行動場所、浮気相手との接触頻度等を調査します。
基本的に休みの日には家にいることが多いと分かっている為、浮気相手と接触するのは仕事終わりの夕方から夜にかけての時間帯に目星をつけました。
第二対象の職場に調査員を配置させ、退勤後の尾行をして夕方から夜にかけての行動パターンを把握します。
今回は依頼者様が浮気している事実を対象に伝えても信じてもらうことができなかったため、行動パターンを把握し浮気をしている時間帯、曜日などのパターンが分かった後は第二対象の浮気現場を対象に偶然を装い目撃させて、別れを促す計画を立てました。
まずは第二対象が仕事を終えて退勤する夕方に調査員に張り込みをしてもらい出てくるのを待ちます。
しばらくすると退勤してきた第二対象が現れたため、調査員はそのまま尾行を開始し、第二対象は最寄りの駅の方に向かって歩き、駅前の繁華街までたどり着くとその付近にある一軒のカフェに入っていきます。
するとそのカフェで既に待っていた一人の女性と合流します。
二人の関係を探るために調査員も中に入り、近くの席で二人の会話に聞き耳を立てていると、二人の関係はかなり親密で普段からよく会っていることが分かりました。
しかしカフェから出た後二人はすぐに解散し、その日の内に浮気の現場を押さえる事はできませんでした。
後日、引き調査を行い、尾行を続けていると再び第二対象が女性と会う場面に遭遇することができました。
しかし、その女性は前回カフェで会っていた女性とは別の女性で、しばらく繁華街をうろうろとした後にその中にある居酒屋に入っていきます。
そこで食事を済ませ、お酒を飲んだ後に居酒屋を出た二人は解散する様子はなく、そのまま歩き始めます。
歩いている最中、二人は手を繋ぎ始めためその場面を証拠として押さえ尾行を続けます。
しばらくそのまま歩いた行くのちに二人はホテルにたどり着き、そのまま中へと入っていきました。
調査員はホテルに入っていく瞬間を写真に収め、二人が出てくるのを待ちます。
２時間ほどで出てきた二人はそのまま解散し、第二対象は帰宅します。
その後も調査を続けた結果、第二対象は対象以外の女性３人と浮気関係にあり、残業と噓をつき頻繁に会っていることが分かりました。
また女性と会うのは平日の火曜日、木曜日が多いことが分かり、行く場所もカフェか居酒屋が多くその後ホテルに行くという流れが多いことが分かりました。
その為その中の一人と居酒屋で会うタイミングで対象と依頼者様が偶然を装いそこに遭遇、浮気されているという認識をしていただくことにします。
実行当日、第二対象は退勤後すぐに女性と合流し居酒屋へと足を運びます。
そこで調査員がタイミングを見計らい、依頼者様に対象を連れて居酒屋に入っていただきました。
するとすぐに対象は第二対象が女性といるのに気が付き、その場で問い詰めます。
初めは誤魔化していましたが、残業と嘘をつかれていたと以前に依頼者様が浮気しているという話をしていたこともあり、対象は言い訳に誤魔化されずに激怒。
その場で別れを告げ、依頼者様と共に店を後にしました。
その後しばらく様子を見て、復縁する様子もないことから依頼は完了となります。
今回のポイントは
対象が複数の女性と関係を持っていたため、浮気の現場を押さえるまでがスムーズで
対象に目撃させて別れさせるまで円滑に進みました。
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