私は同じ職場に一年ほど付き合った彼氏がいたのですが一か月前に他に好きな人ができたから別れてほしいと言われました。
私はそれに納得することができず彼にしつこく問い詰めたら相手は同じ職場の子ということが分かりました。
その子とは彼が私と付き合ってからも仲良くしていて、何度かその子が原因で彼と喧嘩をしたこともあります。
私もその子とは元々仲がよかったのですが、それがきっかけで少し気まずくなってしまいました。
こうなるのが嫌だったので私は彼に口うるさく言っていたのですが、結局こうなってしまったことが許せません。
同じ会社なので彼にもその子にも会ってしまう事があるのですが、2人を見るたびにイライラしてしまいます。
復縁をしたいとかはあまり考えていないのですが、このまま2人が付き合うのを許すことはできないのでどうにかできませんか?
できればその女の子とは友達のままでいたいので揉めたくはなく大事にもしたくないです。
よろしくお願いします。
今回の対象者は元カレが好意を寄せている女性です。
依頼者様の情報では2人はまだ恋愛関係には発展していないとのことでしたので恋愛関係に発展してしまう前に対象者の調査を行い、対象者の恋愛状況や好みの男性のタイプなど細かく確認していきます。
対象者に恋人がいないことは情報により判明している為、対象者に近づき好みのタイプを把握した後は、男性工作員に理想の男性像を演じてもらい対象者と接触してもらいます。
そこで対象者の気持ちを別れさせ工作員に移して第二対象者との距離を広げていき、恋愛関係に発展するのを妨害するプランです。
対象者が依頼者様と同じ会社ということもあるため、今回は依頼者様にも協力をしてもらい対象者の情報を集めていきます。
①対象者の情報を集める
②対象者の好みの男性のタイプを把握し、それに近い工作員を接触させる
③工作員に接触してもらい対象者と第二対象者の距離を広げていく
まず初めに依頼者様にも協力をしていただき、対象者の情報を集めていきます。
対象者が退勤する時間を教えていただいたのでその時間に調査員が張り込んで尾行を行い、対象者の退勤後の行動や立ち寄る場所を調査します。
1日目の調査では対象者は退勤後どこかに立ち寄る様子はなく、電車に乗りまっすぐと家に帰宅していきました。
今回の調査では対象者の職場から自宅までの経路と自宅の場所が判明したため、今後の行動の調査がしやすくなりました。
2日目の調査では対象者は退勤後に数人の同僚と共に職場を出てきました。
その中には男性はいましたが第二対象者の姿はなくそのまま4人で近くのカフェへと入っていきます。
そこで1時間ほどお茶をした後、対象者は同僚よりも先に1人でカフェを出て最寄りの駅に行くと一人の男性と合流しました。
その男性と合流後も尾行を続け様子を見ていたところ2人は少し離れたショッピングモールに行き、しばらくショッピングをした後に中にあるレストランで食事をしてそのまま解散します。
対象者は解散した後はまっすぐと帰宅しており特に第二対象者と会っている様子はありませんでした。
その後の調査でも複数人で退勤後に食事をするような場面はあり、そのグループの中に第二対象者がいることはありましたが2人で会っている様子はありませんでした。
調査を続けた結果、対象者は友人が多く広い交友関係を持っている事が分かり、仕事終わりや休みの日はほとんどが同僚や友人と過ごしている様子です。
その中でも特に親しい友人が数名おり、1人の男性とは頻繁に2人で出かけている事が分かりました。
その男性とは恋人関係とはいかないまでもかなり親密でお互いが好意を寄せているような印象を感じます。
次の調査では対象者が好意を寄せている人物がいるのかどうかを確認するために調査員を直接接触させ、人間関係を構築したのちに聞き出していきます。
依頼者様と対象者は元から友人で特に仲が悪くなってしまったということはないため、調査員が接触する際に依頼者様には再び協力していただき、依頼者様の友人として対象者に接触をします。
あらかじめ依頼者様と曜日を決め、依頼者様には対象者と共に居酒屋に行ってもらい、そこに調査員が合流しました。
対象者は友人関係も広く、コミュニケーション能力が高いこともあり特に怪しまれる様子もなく、すぐに調査員もその場に溶け込みます。
その後しばらく3人で雑談をしながら様々な話でその場が盛り上がり、すぐに恋愛の話までもっていくことができました。
対象者の恋愛についての話を詳しく聞いていくと、対象者は恥ずかしそうにしながらも徐々に話を進めてくれます。
現在、対象者には好意を寄せている男性がいるらしく、その男性のことが1年ほど前から気になっているがずっと伝えられず、どのようなアプローチをしたらいいのかも分からなくて発展できずにいるとのことです。
そしてその男性は頻繁に2人で出かけたりしている親しい友人の1人だということが分かりました。
その話を聞いた調査員はその場で対象者がその男性にどのようなアプローチをしたらいいかアドバイスをして対象者がその男性と恋人関係になれるよう背中を押します。
その日は対象者の恋愛の話を聞き出すことに成功したため、その後しばらくしてからその場は解散し後日もう一度集まる約束を取り付けます。
対象者とはその日に連絡先を交換して時折連絡を取り合うようになり、しばらく連絡を取り合っているうちに恋愛の相談などもしてきてくれるようになりました。
その後対象者は調査員からのアドバイスを参考に男性にアプローチ続け、しばらくすると好意を寄せていた男性と見事交際することに成功し2人は恋人関係へと発展します。
その結果、対象者が第二対象者と恋人関係になることはなくなった為依頼は完了となります。
今回のポイントは
対象者には既に好意を寄せている人物がいたため、その背中を押すことにより二人の関係を発展させて第二対象と恋愛関係になることを阻止することができました。
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